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ジャズ通としてもしられる林家こぶ平師匠。サックスも吹く、というところを見込んでアート・ペッパー(as)についてお話を聞きに参りました。指定された場所は、FM802で放送中「林家こぶ平ジャジー・ナイト」を収録するスタジオ。意気投合し、「番組の選曲してくださいよ」ということに。
それから番組が終了するまで、選曲・脚本を担当。深夜に放送されるということもあるのか非常にリラックスした番組で、結局呼ばれるままにスタジオ内に入り込んで、マイクをはさんで師匠と対峙することになりました。
なかなか楽しい経験でした。
ディレクター風山栄雄氏とも親しくなり、独立し「k.i.clew」を設立された後も長い付き合いとなりました。

k.i.clewからの依頼は、ジャズに詳しいということで5分、10分程の音楽番組の脚本・選曲。番組タイトルは失念してしまいましたが、決してマニアックでないジャズっぽい曲を選曲しそれについてエッセイのような内容の脚本を書くものでした。
それからエフエム愛知、朝の帯番組「morning energy(モーニング・エナジー)」の選曲を手がけました。その筋では大変有名なパーソナリティ若宮てい子さんなどがナヴィゲーターである看板番組です。
これはジャズに限らない、というよりポップスから選曲します。新譜も積極的にかけるためレコード会社の担当の方とも多くの人脈を築くことができました。

打ち込み」の仕事もしました。番組のタイトル・ミュージックCM音楽ジングル(局や番組の名称を織り込んだ数秒程の音楽。J Waveの「えいてぃわーん・ぽいん・すりー、じぇーい・うぇーぃぶ」のようなもの)を、作曲、編曲、演奏、録音。これは生演奏ではなく、コンピューターに譜面、演奏データを入力し、MIDIという規格ケーブルで「音源」を「鳴らす」もので、俗に「打ち込み」と言われます。
打ち込んだとおりに正しく「演奏」するコンピューター音楽は「非人間的でつまらない」と思われがちですが、「Performer」という打ち込みソフトは様々なニュアンスも表現できます。そうはいっても「ロック・ギター」のようなニュアンスを表現するのは難しいのです。クラアント(仕事依頼主)の希望とはいえ「アメリカン・ロックな感じで」といわれた時は苦労しました。文字通り「機械のように」正確無比なドラムを「ワイルド」にするため、手作業で「ちょっとだけ」遅らせたりと調整が必要でした。
まったく、演奏するほうがよっぽどラクです。しかし人件費やスタジオ録音のわずらわしさを考えると、一人に全部任せられる打ち込みの需要が増えるのも理解できます。
「権利」関係で使用できない某有名楽団のオーケストラ演奏によるベートーベン作曲「運命」を、打ち込みで制作したこともあります。レコード聴きつつ、テンポ、音色、残響音などすべての要素について忠実に再現するのは、それはそれでなかなか面白い作業。予想以上に「らしく」なりました。

FMいるまというコミュニティ・エフエム(TokyoFMやJ Waveなどより出力の小さい、可聴範囲の狭いエフエム局)では「What’s Jazz」という番組を担当。コミュニティらしく地元、その近辺在住のジャズ・ミュージシャンがミュージシャンならでは立場で企画し語るジャズ番組。
ここで加藤慎一(b)美山夏蓉子(vo)小林陽一(ds)吉田和雄(ds)堤智恵子(as)さんなどと競演。番組がらみの企画ライヴでは共演させていただきました。
高木は所沢在住のアルト・サックス奏者、吉野ミユキとのコンビで出演(98年~01年)。
ジャズ・ライターとしての知識とジャズメンとしての音楽的知識、そして落語を趣味とする語り口の高木に、不自然な色気(?)で鋭く突っ込む吉野ミユキ(プロ・ミュージシャンである彼女は、ビバップをシッカリ身につけた学究肌の面も持つ、ファンキーなサックス奏者)。
名企画のひとつに「ジャズメンしりとり」がある。「ルイ・アームストロング(tp)とデューク・エリントン(p)の共演」に続いて「デューク・エリントンとジョン・コルトレーン(ts)の共演」、さらに「コルトレーンと…」と来て、最後は「…とパット・メセニー(g)の共演」。プロ演奏家としての時間を共有していないサッチモ(アームストロングのニックネーム)とパット・メセニーが「間接的に」共演していると結ぶ、「セッション」というジャズの重要な演奏形態を面白く的確に聴かせる企画は、業界でも高い評価をいただきました。

  FMえどがわの番組「日本のジャズが好き!」にはゲスト出演(1999年)。
トコさんこと日野元彦(ds)さんの追悼特集。かくも大物について語るのにわたくしごときでよいのか? とは思いましたが、亡くなる直前(2ヶ月前)にインタヴューしたり、トコさんのお店「アルフィー」(六本木)に7人編成オーケストラで定期的に出演したりということで白羽の矢がたったらしいのです。
また寺島靖国氏のラジオ番組が、高木が演奏する店に取材に来たこともありました。
ジャズ・リスナー界きっての有名人寺島氏ですが、うん十の手習いでトロンボーンを始めた、そのことで演奏する面白さに目覚めたとおっしゃる。旧知の間ながらジャズメンとしては眼中になかったハズの高木の演奏にも、以前よりの宗旨を多少方向修正したことにより興味を持った、というところでしょうか。
高木がピアノを弾く渡辺鎌次トリオの演奏と、高木&寺島の対談が電波に乗りました。


 
 


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